アンラッキーとラッキーと
2010年 07月 01日
1日としてみれば帳尻は合っている。
人生もそんな感じなのかもと、最近思える私は相当な幸せ者か楽観主義者かもしれない。
たまには長目の日記を書いてみる。
一昨日の朝、日比谷線が茅場町で車両から発煙があったとかで、いつも比較的空いているので利用している日比谷線の直通電車は運休だった。
その上、各駅の渋谷行きの混雑は周囲の人の汗を全部吸ってしまいそうな密着度満点の大混雑。
隣に立っている男性を見ると、こめかみや首から汗が流れ続けていて、見ていてお気の毒なほど。
でも「お願い、これ以上くっついてこないで・・・」とは、悪魔な私の心の声なのであった。
15分遅れで、なんとか中目黒に到着するも、今度は乗り換えた日比谷線が後続車両が大幅におくれているためという理由で恵比寿でしばしの停車。
ああ、これは遅刻確実と暗澹として、銀座駅からは小走りで会社に向かうことに。
会社の1階エレベータホールにつくと、いつもは1階に来ているはずのエレベータ(一応朝は1階に下ろしておく決まり)が、なんと7階でとまっている、いよいよアウトな予感。
やっとこ開いたエレベータに乗り込むと、今度は4階(プリンタールーム)で止まり、のんびりとした同僚が乗り込んできて、「あら、珍しいですね。いつも早いのに」と言うのに「日比谷線が遅れて」なんぞと世間話。
それで、あきらめ切ってタイムカードを押すと、なんと9時29分、始業1分前で遅刻を免れた。そんなこともあるもんで。
それにしても、普段より20分も時間が余計にかかったわけで、しかも東横も日比谷線も混雑していて立ちっぱなし。
動いている電車で立っているのは、そう苦にならないのですが、停まっていたり徐行していたりする電車でまわりと密着して立っているのは、苦痛以外のなにものでもなく、いやはや、朝からどっと疲れてしまったのでした。
夜になり、さてサッカーも気になるしそろそろ帰ろうと思ってパソコンの電源を落としたりしていたら、突如、窓の外に雨の礫が襲ってきた。
見る間に雨脚は強まり、盛大な雨音が室内まで響いて来る始末。
傘があったとしても、瞬く間に濡れてしまいそうな勢い。
ノートを出してしばし、翌日の作業メモなどを作りはじめ15分ほど、気がつけば雨音もやんでいたので、この機にと、帰ることに。
外に出ると、ほぼ止んだ状態。いつもの4丁目の温度計は25度。だいぶ一雨来たせいで涼しくなったみたいだ。
帰りの電車は、たまたま停車していたのに飛び乗ったら、それが東横線直通の菊名行きで、しかも銀座から座れたので、そのまま日吉まで読書しながらの楽をさせてもらえた。
朝の通勤を思えば、天国と地獄、ものすごい落差で、とにかくラッキーだった。
日吉に到着すると、こちらは雨の降った気配もなく渇いたアスファルトが、時おり光る遠い稲妻に白く反射していた。
稲妻はひっきりなしに光っていたので、急ぎ足で家まで帰ると、待つほどもなく雷の落ちる音が轟いてきて、雨になった。
傘をさすこともなく家まで帰ることができて、ラッキーだった。
落ち着いてから、鞄からケイタイを取り出すと、待っていたようにiコンシェルからのお知らせが入ってきた。
「東横線は都立大駅で発生した人身事故により運転を見合わせています」、発生時間を見ると、乗車した電車のすぐ後の車両だった。
その後深夜まで復旧しなかったから、これまたラッキーだった。
ワールドカップの日本戦をシャワーを浴びた後、ビール片手にのんびり観ようと仕事を切り上げて帰ったのが、すべてのラッキーのもと。
日本チームは惜しくもPKまで競り合ったが負けてしまった。
でも、いろんな意味で「ありがとう」と言っておきたい気分の一昨日の夜であった。
*昨日の銀座裏道・・・ランチの帰り、迫りくる怪しい雲に小走りに*
「横浜黄昏」の方に銀座ランチの話題アップしてます。
http://yokohamatasogare.seesaa.net/
人生もそんな感じなのかもと、最近思える私は相当な幸せ者か楽観主義者かもしれない。
たまには長目の日記を書いてみる。
一昨日の朝、日比谷線が茅場町で車両から発煙があったとかで、いつも比較的空いているので利用している日比谷線の直通電車は運休だった。
その上、各駅の渋谷行きの混雑は周囲の人の汗を全部吸ってしまいそうな密着度満点の大混雑。
隣に立っている男性を見ると、こめかみや首から汗が流れ続けていて、見ていてお気の毒なほど。
でも「お願い、これ以上くっついてこないで・・・」とは、悪魔な私の心の声なのであった。
15分遅れで、なんとか中目黒に到着するも、今度は乗り換えた日比谷線が後続車両が大幅におくれているためという理由で恵比寿でしばしの停車。
ああ、これは遅刻確実と暗澹として、銀座駅からは小走りで会社に向かうことに。
会社の1階エレベータホールにつくと、いつもは1階に来ているはずのエレベータ(一応朝は1階に下ろしておく決まり)が、なんと7階でとまっている、いよいよアウトな予感。
やっとこ開いたエレベータに乗り込むと、今度は4階(プリンタールーム)で止まり、のんびりとした同僚が乗り込んできて、「あら、珍しいですね。いつも早いのに」と言うのに「日比谷線が遅れて」なんぞと世間話。
それで、あきらめ切ってタイムカードを押すと、なんと9時29分、始業1分前で遅刻を免れた。そんなこともあるもんで。
それにしても、普段より20分も時間が余計にかかったわけで、しかも東横も日比谷線も混雑していて立ちっぱなし。
動いている電車で立っているのは、そう苦にならないのですが、停まっていたり徐行していたりする電車でまわりと密着して立っているのは、苦痛以外のなにものでもなく、いやはや、朝からどっと疲れてしまったのでした。
夜になり、さてサッカーも気になるしそろそろ帰ろうと思ってパソコンの電源を落としたりしていたら、突如、窓の外に雨の礫が襲ってきた。
見る間に雨脚は強まり、盛大な雨音が室内まで響いて来る始末。
傘があったとしても、瞬く間に濡れてしまいそうな勢い。
ノートを出してしばし、翌日の作業メモなどを作りはじめ15分ほど、気がつけば雨音もやんでいたので、この機にと、帰ることに。
外に出ると、ほぼ止んだ状態。いつもの4丁目の温度計は25度。だいぶ一雨来たせいで涼しくなったみたいだ。
帰りの電車は、たまたま停車していたのに飛び乗ったら、それが東横線直通の菊名行きで、しかも銀座から座れたので、そのまま日吉まで読書しながらの楽をさせてもらえた。
朝の通勤を思えば、天国と地獄、ものすごい落差で、とにかくラッキーだった。
日吉に到着すると、こちらは雨の降った気配もなく渇いたアスファルトが、時おり光る遠い稲妻に白く反射していた。
稲妻はひっきりなしに光っていたので、急ぎ足で家まで帰ると、待つほどもなく雷の落ちる音が轟いてきて、雨になった。
傘をさすこともなく家まで帰ることができて、ラッキーだった。
落ち着いてから、鞄からケイタイを取り出すと、待っていたようにiコンシェルからのお知らせが入ってきた。
「東横線は都立大駅で発生した人身事故により運転を見合わせています」、発生時間を見ると、乗車した電車のすぐ後の車両だった。
その後深夜まで復旧しなかったから、これまたラッキーだった。
ワールドカップの日本戦をシャワーを浴びた後、ビール片手にのんびり観ようと仕事を切り上げて帰ったのが、すべてのラッキーのもと。
日本チームは惜しくもPKまで競り合ったが負けてしまった。
でも、いろんな意味で「ありがとう」と言っておきたい気分の一昨日の夜であった。
*昨日の銀座裏道・・・ランチの帰り、迫りくる怪しい雲に小走りに*
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by sanponideyou
| 2010-07-01 12:31
| 日記